気まぐれ王子様と甘い恋《番外編》
キミは“親友”
藍-side
「ハァー……私、何してんだろ」
コンビニの前でしゃがんで時間が経つのを待っている。
別にコンビニで買いたいものとかないのにコンビニに来てしまった
だって圭吾と詩音を2人きりにしたかったから…
圭吾がなんか詩音と喋りたそうだったし!
でも、ヒマだな…
すると近くから話し声が聞こえる
「あれ、長谷川さんじゃない?」
「うわぁ~そうだよ」
話し声の持ち主は小学生の時のクラスメイトだった。