気まぐれ王子様と甘い恋《番外編》


そしてある日、私たちの話の話題は恋についてになった




私の初恋は幼稚園のときで、でも想いは伝えずに別々の小学校に行ったから私の初恋は自然消滅?だった


私の話を聞いて同情した圭吾は自分で「俺ってモテるんだよなぁ~」と自慢して、でも自分の初恋はまだらしい。どぉーでもいいんだけどね(笑)



「詩音はっ?初恋いつ?」

圭吾が瞳をキラキラさせながら詩音に聞く



詩音は恥ずかしいそうに俯いて言った。


「幼稚園のときで幼馴染みの男の子……」






――その男の子が九条璃久という人だと分かるにはもう少し先のこと………。



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