pure
「もう、愛子面白すぎる。」


目の前で美姫が涙を流しながら


大爆笑していた。


仕事の合間にいつものイタリアン


のお店で待ち合わせをして


近況報告をしていた。



「告白した次の日に


玲奈が学校から帰ってきてね・・・


『お昼休みに2年生のあみちゃんが


同級生の健太くんにむかって


健太君大好きって叫んだの


可愛いよね。2年生は・・・』


だって・・・


同じことしちゃったのよね。


小学校2年生と・・・


私の告白レベルは小学校2年生


なんだってわかった。」



「もう これ以上笑わせないで・・・


横隔膜が痛い・・・」


「でも 私 あみちゃんの気持ち


わかるな。きっと気持ちがいっぱいに


なっちゃったんだよね。」


「あ い こ このネタ


シオンに話してもいい?」


まだ笑っている。


「どうぞ、ご相談に


乗っていただいたから


ご報告はしうようと思ってた。」
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