キミがくれた元気
最終章 佑side
あたしは気がついたら保健室のベッドの上に居た

あたし・・・


「・・・ゆう・・・」

シャーーーっという音がして、あたしの名前を呼ぶ声がした

すぐにレンだと分かった


「ゴメン・・・レン・・・」
「佑・・・」
「あたしっ・・・」
「いい、何も話さなくても分かるから・・・」

いつもレンには助けられている

どんな時も・・・どんな時も・・・



「あたし・・・レンが好き・・・」
「ゆ、佑・・・\\\」
「レン・・・」
「俺・・・も・・・」


レンはあたしを優しく抱きしめてくれた

レンのにおい  ぬくもり

レンのすべてを感じる

レンが・・・スキだから

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