【短】Play Girl~あなたに恋をして~



たどりついた場所は小さな草はら。


そこには座り込む愛香の姿。


小さく丸くなっている。


「愛…。」


「侑斗。ごめんね。遅れて…。」


「いつもそんなことばかり・…。傷つけて…。」


「やめて…。」


愛香は俺を責めなかった。


むしろ“気にしないで”


そう言っていた。


けど気付いたんだ…-


あの時。


ー涙を流していたこと。


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