御曹司が恋したお姫様!?㊤
毎朝あたしを起こすのが日課の様。
ほんと世話好きよねー………。
「いいじゃん。
あたしがどんなゲームしようとさ」
そう吐き捨てて、あたしはまた眠る体勢に入った。
「…はい、ざんねーん。
起きてくださーい。
もう朝なんですよー」
「うるさい…」
「………華憐、すごいの見せてあげよっか?」
「なになに!?」
元から好奇心旺盛なあたし。
そんな駿の言葉に、少しだけ目が冴えた。
「見て驚くなよ………、
ジャッジャジャ───ン!!!!!」