御曹司が恋したお姫様!?㊤
…でも。
やっぱり無理だよ…。
優梨亜、ごめん………。
心で呟いて、また足を進めた。
「…テメェ、何してんだ?」
ちょうど校舎を出たところ………
そこで一番会いたくない人に会ってしまった。
「なっ…何って………、
この周辺でも散歩しよっかなぁって………」
「あっそ」
…うまくごまかせたかな?
コイツが単純でよかったぁ…。
「…ウソついてんじゃねぇよ」
「えぇっっ!?」
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