御曹司が恋したお姫様!?㊤



「結構で~す。
華憐は私の寮にきてもらうので、潤様はそんなお心遣い無用ですわよ。
それとも、華憐を潤様の寮に入れたい他の理由でもありまして?」

「…優梨亜!!」



突然背後から声がして、振り返るとそこに立っていたのは優梨亜だった。



「…ねぇよ!!
他に理由なんて………」

「ですわよね。
華憐はうちで面倒みますわ。
では、ごきげんよう~」

「優梨亜!?」



強引にあたしを引っ張って、優梨亜の寮らしき場所に連れっていった。



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