御曹司が恋したお姫様!?㊤
…なんで知ってるんだろう?
まぁいっか。
でも、本当に綺麗な人………。
「あら、ごめんなさい!
私、まだ名乗ってませんでしたね。
小鳥遊美織(タカナシミオリ)と申します」
たかなし……みおり…さん………。
名前まで綺麗…。
「小鳥遊様…って………」
そう呟いた優梨亜が自分のカバンから雑誌を出して、あるページをひらいた。
「ことりあそび…みおり………?」
そのページにはそう書いてあった。