大切な宝物
一章 出会い
病院のベッドの上で、私は一人痛みに耐えていた。
救急車で大きな病院に運ばれるのを不安に思いながら私よりきっと苦しい思いをしているはず…
そうおもいながら耐えるしかなかった

もう少し…
もう少ししたら会える。


3年前…
私は再会した、出会わなければあんなに苦しくて辛い思いはしないですんだのかもしれない。
でも、あの時出会わなければ今の幸せな私はない。
毎晩、酔っ払い相手に酒を浴びるように飲み、ばか騒ぎをするという生活を34才の今も続けていたんだろう…
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