運命は必然に



『ただいま~』



ボスンッ



私はベッドにダイブした




今となるとやっぱりあれは夢だったんじゃないかな?
なんて思えてくる




うん、夢だ!



清水くんが私を好きー?


ないない!



まぁ確かに最近すごく話しかけられるけど




ありえないってば!




ブーブー


そんなことを考えていたら携帯がなった




清水くんからだ…



『今日は急にごめん
びっくりしたよな』



びっくり…したけど…


ってゆーか夢じゃない!?


『うーうん
私こそいきなり
怒鳴ったりしてごめんね』



そしたらすぐに返信がきた



『いや、全然気にしてないし
なんか本音聞けたみたいで嬉しかった』



本音…

確かにあんなこと言ったのは清水くんだけだ…




『あははあんなこと言ったの清水くんだけだよ
じゃあバイバイ』



私は強引にメールを終わらせた



『また明日』




パタッ…


私は携帯をしめた





清水くん…優しいなぁ…




だけど



だけど




私、人をもう好きになれないよ…




怖いんだ…


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