運命は必然に
私はお姫様だっこされていた

『きゃっ、おっおろして、おろしてお願いします!』

私は必死に言った

『あははははは!そんなん言われたらおろしたくなくなるー』


『バカぁー!じゃあおろさないで!』

私は半分泣きそうだった


『まっ、こんなのして嫌われちゃ嫌だしっ』


『はぁ…はぁ…やっとおろしてくれた…』

なんで私こんな疲れてるんだろ?
デートってこんな疲れるんだ…

『ま、とりあえず外じゃあれだし中入ろっか』


と言って私たちはちょっとしたカフェに入った
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