運命は必然に
『あっあの…あなたも、』
私が最後まで言葉を言う前に男の人は言った


『…この桜、見るためだけに学校に来たんだ。バカだろ?』

その人は、美しい笑顔で言った


『私は、私も…私もこの桜、大好きで…えと…私も見るためだけに学校に来たの…』
私は照れながら言った


『…プッ、あはははは!!』


『ふぇ!?なっいきなり…』


『だってさ、プッ…なんか、俺たち似てるな!!』



私は少し照れながら下を向いた



そしたら彼は真顔になってこういったんだ
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