運命は必然に

桜と出会い



『はよー』

この子は私が始業式の時話かけてくれた友達…名前は、確か藤阪、藤阪…ともか?

『あ、おはよっ』

私はびっくりしてあいさつした




昨日の、昨日のあれはなんだったんだろう…




あまり記憶がないんだ…



『どした?』



『や、ちょっと考えごと??』


『そっか、それよりさーこのクラスで一番かっこいいの誰だと思う?』


『え、えと…』

そんなの考えたことなかったからすごくびっくりした。



『ご、ごめん…考えたことなかった…』



『もぉっ!みんなが言うにはダントツ清水君って言ってるよ!クールでかっこいいんだってさ~』

ともかはニヤニヤして言った




『って聞いてる!?』


『え、えと…うん?』


『はぁー…あんた男に興味ないの!?』



なんて話をしていると
噂の清水君がこっちに来て


『アド…嫌だったらいんだけど…くれない?』

ぁあ…そりゃあ学年一?
だっけ、
かっこいいって言われるのがわかる
すごく…かっこいい

『もちっス☆』

すかさずともかは答えた


『松本??』
『えっあ、もちっちゅ!!』


…か、かんだよ…
しかもともかちゃんの真似しちゃったし…

『プッ、松本だよな、お前面白いな』

『あ、どうも…えっとアドレス…』



『さんきゅ、じゃあまたな』


『またな…だってーっ☆超ヤバいんだけどっ』



私は…何が引っかかった



そうだ…


桜を見に行こう
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