運命は必然に

『あの、名前なんて言うの…?』


『えっ!?俺~??俺は…』



彼は空を見上げてこう言った



『空…佐藤そら』



『そら…いい名前だね』

私は空を見上げて言った

綺麗…雲が流れるのも

桜の背景に見ていたものが

今目の前に背景じゃなく
空として


佐藤そら…


『じゃあそろそろ帰るね!』



『おぅ!またな…』



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