愛のトイレで危機一髪?
絶望するテツヤ。


もう俺はここから一生動けないのか?
小便小僧の銅像のように


ここに立ち続けるのか?



テツヤの顔に疲労が
濃く刻まれる。



絶望の淵に立つテツヤ。



だがそんなテツヤの背後に誰かが立ち
肩をポンと叩いた。



掃除のおばさんだった。


不思議そうな顔をしておばさんはこう言った。




「あんたさっきから何してんの?」
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