キミが居た夏
わたわたとしている凌輔に
「あの…どうかしたのかな‥??あ、そうそう分からない事があったらクラスの皆や私に聞いてね♪皆優しく教えてくれるよあと-あ!学校案内!皆で行く??」

と凌輔に
真っ直ぐで美しい目を向ける

ドキドキ

と胸が鳴る。

凌輔と莉琉

「え‥と‥その‥あの‥2人でまわりたいな〜‥‥;;」

と予想外と言うか
有り得ない発言をした凌輔。
莉琉の胸の音は一気に大きくなり
バクバク
言ってる

「へ‥??え‥??私‥と??」

思わず問い掛けた。
「うん」

クリクリした凌輔の目が焦ってる莉琉を見る。

「ふ‥2人‥で??」

また.問い掛ける。

「うん」

「2人で」の言葉に顔を赤くして答える。
「えと‥うん…うん一緒に2人でまわろうか‥??学級委員として‥うん!!」

勝手に一人で頷いていた。

「え‥良いの??」

驚いている様子も
やっぱり可愛い。

「うん!次の休み時間に行こうね!!」

ニコっと優しい笑顔を凌輔に見せる
凌輔のドキドキも
バクバクに変わる。

「はい。じゃあHR終了。委員長、号令。」

先生が話し終えて、
号令を求める。

「え‥あ、はい!起立。礼。着席。」

さっと号令を終わらせる。
莉琉と凌輔の会話はほんの3分の間だった。

莉琉と凌輔は3分間がお互いに一時間に感じた。
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