キミが居た夏
「わ・・笑って・・る・・??」

莉琉は聞いた。

「う・・うん笑って無いよ〜あのさ..俺も[りぃーちゃん]て読んで良いかな・・??」

いきなり。
本当にいきなり。

[り・・りぃーちゃん!!?]

莉琉は戸惑っていた
何て答えて良いか分からなかったからだ。
「だめ・・??」

凌輔は首を傾げて聞く。

「え・・と…良いよ///」
それを聞いた瞬間
凌輔の顔が一瞬にしてパァッと明るくなって

「良いの?!本当に??!」
莉琉は少し驚きつつも
「うん///良いよ///」
顔が赤くなるのが分かった。

「りぃーちゃん!俺のことは〜…」

凌輔は自分のあだ名を考えていた
すると、莉琉が

「……!りょーちゃん!![りょーちゃん]はどう??」

と声をあげた。
凌輔はコクンと頷いて
「うん!!りょーちゃん!!じゃ、りぃーちゃん‥りょーちゃんって呼んでね♪」
ニコニコ微笑んで言う。

「うん!りょーちゃん‥りぃーちゃんって呼んでね♪」

お互いにそう言い合った。

2人の胸の鼓動は
トクントクンと心地が良いものへと変わっていった。

その後、
「りぃーちゃん‥[りょーちゃん]は2人の時だけね♪///」

コソッと莉琉の耳元で言った。
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