あの日出逢った君
〜柳side〜の続き

乗せてけって頼んきたわりには静かなヤツ。

俺、初めてあったヤツと話しかけんの苦手なんだよな…。

「あの〜」

なんか、はなしかけてきた。

「あ?」

「柳さんでしたっけ?」

「そうだけど…。それがどうかした?」

「どこの高校ですか?」

なんか質問してきた女。

「俺?」

「はい。」

「俺は私立伊多里亜学園だけど…」

「マジでっ?」

なんか急にビックリしだした女。名前は確か凜だったっけ……。

この女がビックリしていた理由は、後から知ることとなる。
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