イタズラ
夢
その後、あたしたちは高校を卒業して、それぞれの道に進んだ。
智の夢は写真に携わる仕事をしたいということで、専門学校へ行く事にし、
あたしは特になりたい事もなく、そのまま卒業をして、
高校の時からバイトしてた所へそのままフリーターとなった。
智とあたしは相変わらず、うまく行っていたし、
智も夢に向って着々と進んでいたし
智の撮る写真は本当に素晴らしく何の知識もないあたしだけど、
その写真の美しさは白と黒ほどの違いがわかった。
智と付き合い始めて半年が経とうとしていたある日、
智から電話がかかってきた。
学校で写真のコンクールがあって、それを撮るために
泊りがけでどこかに行くというのだ。
『幸も一緒に行かない?』
「旅行!?」
『ほら、もうすぐ出会って半年になるし、そのお祝いもかねてさ』
智はちゃんと覚えてくれてた。
あたしが半年ごとの記念日はお祝いしたいと言っていた事を。
「どこら辺に行く予定なの??」
『海が見えるところがいいなって思ってるんだけど、場所は幸が決めていいよ』
「海・・・かぁ。分かった、じゃあ考えておくね」
そう言って電話を切った。
海の見える場所。
海がキレイな場所。
初めての旅行だし・・・あ、沖縄。沖縄にしよう!!!
バイトの帰りに沖縄のパンフレットをたくさん抱え込んで家にかえった。
ワクワクしながら行き先を検討して、海の一番キレイな場所といわれる
「水納島」というところにしようと思った。
本島から船で15分もかからない場所だと書いてある。
さっそく智に電話をして、この話をしたら大喜びで、
写真のことよりも何をしようかと言う話ばかりしていた。
キット、沖縄の海で 智は最高の写真を撮るんだろうなと・・・
そのときはそう思っていた。
智の夢は写真に携わる仕事をしたいということで、専門学校へ行く事にし、
あたしは特になりたい事もなく、そのまま卒業をして、
高校の時からバイトしてた所へそのままフリーターとなった。
智とあたしは相変わらず、うまく行っていたし、
智も夢に向って着々と進んでいたし
智の撮る写真は本当に素晴らしく何の知識もないあたしだけど、
その写真の美しさは白と黒ほどの違いがわかった。
智と付き合い始めて半年が経とうとしていたある日、
智から電話がかかってきた。
学校で写真のコンクールがあって、それを撮るために
泊りがけでどこかに行くというのだ。
『幸も一緒に行かない?』
「旅行!?」
『ほら、もうすぐ出会って半年になるし、そのお祝いもかねてさ』
智はちゃんと覚えてくれてた。
あたしが半年ごとの記念日はお祝いしたいと言っていた事を。
「どこら辺に行く予定なの??」
『海が見えるところがいいなって思ってるんだけど、場所は幸が決めていいよ』
「海・・・かぁ。分かった、じゃあ考えておくね」
そう言って電話を切った。
海の見える場所。
海がキレイな場所。
初めての旅行だし・・・あ、沖縄。沖縄にしよう!!!
バイトの帰りに沖縄のパンフレットをたくさん抱え込んで家にかえった。
ワクワクしながら行き先を検討して、海の一番キレイな場所といわれる
「水納島」というところにしようと思った。
本島から船で15分もかからない場所だと書いてある。
さっそく智に電話をして、この話をしたら大喜びで、
写真のことよりも何をしようかと言う話ばかりしていた。
キット、沖縄の海で 智は最高の写真を撮るんだろうなと・・・
そのときはそう思っていた。