笑えれば最高【エッセイ】

我が輩は人間である。

 そういや昔、半野良猫に子どもを助けてくれと頼まれた事があったな。

猫語で……なんていうベタなネタは無しとして。


 玄関、開けたら元気のない子猫を抱いて横に置いてあった小さい箱の上にいた訳です。

他の猫と違い、懐かない猫だったのに……

 育児放棄する猫とかいるらしいですね。
それは最近、知ったんですけども。

ただ、その猫は放棄はしてなかったと思う。
何匹か生んだうちの1匹に元気が無くて、私に「どうにかしてくれ」

 と、来たのかも?

常に子猫の側にいたもんな。私が近づくと親猫だけ距離置いたけど……

他の人たちも気になって獣医に診せた人もいたようだ。


いつまでも慣れなかったくせに、こういう時だけは頼りやがって……

親猫さしおいて子猫を懐かせてしまった。

今では懐かしい思い出さ!
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