笑えれば最高【エッセイ】

痴漢くん

 そういえば遙か昔、何度か痴漢に遭った事がある。

その中で妙な痴漢に出くわした。

ジーンズを履いている私の股間に手を伸ばしてきた。

 ……? (-゛-)

とりあえず手で防御。

その手をさわさわ……さわさわ……

 面白い痴漢だなぁ。でもやっぱこういうのはだめだからボソリと……

私:「いい加減にしろよ」
痴漢:ビクゥ!? Σ(・д・;)

 びっくりして手を離し、駅に電車が止まったら慌てて下りて行った。

捕まえるのも面倒なんで静かに見送ってあげましたが。
彼はこれで少しは懲りただろう。
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