ばい


「…ン……乃亜…?」



目が覚めると隣で寝てるはずの
乃亜の姿はなく、乃亜が寝ていた部分の布団は冷たかった。



「…何時だ?」



時間を見ようと近くに置いてあった時計を見ると昼前で


乃亜がいないのは仕事に行ってるからだった。



「……」



ベッドから降りクローゼットを開けると
少しだけ自分の服や下着が綺麗にしまってあった。


たぶん俺が置いていった服なんかを乃亜が洗濯してくれたんだ。



「……」



その中から適当に選び着替えるとリビングに行った。


乃亜の部屋は1LDKで上京した時から住んでる。





リビングに行くとテーブルには朝食が置かれていて
その隣にはメモがあった。


きっと、乃亜が作ってくれて
メモを残して行ったんだろう。


てか、乃亜の部屋だから当たり前か…


俺は朝食を食べる前にメモを手に取り内容を見た。


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