ばい


それから東京に戻りと私はすぐに病院に行った。


もしかしたらストレスで遅れてるだけかもしれない。


そんな淡い期待を抱いていた。


でも…













「おめでとうございます。
9週目に入るところですね」



私の期待はあっさり砕かれた。



「…9週目」



私は自分のお腹をそっと触れた。


それと同時に涙が溢れた。


.
< 68 / 95 >

この作品をシェア

pagetop