ばい
「…さみぃ」
「仕方ないだろ」
雑誌の撮影で俺と尚輝は街の中にある公園にいた。
だけど、この時期に外の撮影はツラい。
雪でも降るんじゃないかって寒い。
「これで終わります」
やっと撮影が終わると俺と尚輝は私服に着替え富田さんの待っている車に乗り込んだ。
車の中は暖房が効いてて暖かかった。
「富田さん、今日って終わり?」
「あぁ」
富田さんに仕事が終わりか聞くと終わりだって言ったから俺は
「じゃこのまま自宅に送って?」
自宅に送ってもらうことにした。
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