不器用に優しいアイツ【完】


まずあたし達が回ったのは、アクセサリー屋。


お互いに似合うアクセサリーを探したり、見て楽しんだ。




「とっしー!
見て! あはは、とっしーがアクセとか考えたことなかったけど……。

うん、こういうのとか似合うかも」


そう言ってあたしが選んだのは、可愛いくまさんの耳付きカチューシャ。


スポッととっしーの頭に被せる。



「…………。」


に…似合う……。

似合いすぎる……。



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