【完】甘辛ダーリン絶好調♪
★颯★
俺は、李衣達を家に呼んだ。
李衣と小宮間は、俺の家がデカいらしくて、びっくりしてた。
普通だろ。
中に入ると、李衣に落ち着きがないことに気付く。
「何そわそわしてんの?」
「いや…高級すぎて…その…」
何だよそれ。
「李衣ちゃん?コイツの部屋、最上階だよ?」
琥桃の一言で、さらに落ち着きがなくなった。
部屋に入ると、図々しくも小宮間が、
「やっばー!!奈葉、こんなに広いとこお初だしーっ」
デカい声で叫びだした。
うっざ…コイツ、もろ俺の嫌いなタイプじゃねぇーか。
俺の眉はピクピクしだして、李衣がそれを見てか、『黙れナス』と言って、小宮間を黙らせた。
やるな。李衣も。