【完】甘辛ダーリン絶好調♪
「一緒に帰っただろ?」
「そうだっけー?てへっ」
可愛くねぇーよ。
なんか、琥桃らしくねぇ。
「どーかしたんか?」
俺がこう聞くと、目を見開く琥桃。
「なんで?今まで俺に干渉することなかったじゃん」
そういやそうだな。
「颯も少しは丸くなったか?」
チッまた俺を煽る…
どこまでもムカつく野郎だ。
「うっせー」
「てか、颯が俺に干渉してきたから言うけど、な〜ちゃんってば、ピュア姫でさぁ〜…マジ勘弁」
な〜ちゃん?
って小宮間のことか。
「いーじゃねぇか。俺色に染められて」
「いやいや、もっと軽めかと思ったのっ!俺は。でも、全然でさ…さりげなく熱っぽい視線送ったんだけど、全く効かなくて…正直相手にできないなーってね」
なんだそれ。