【完】甘辛ダーリン絶好調♪
颯…どうしてるかな…?
そう考えると、少し胸が痛くなった。
まぁ、仮マネは自分で言い出したことだし、仕方ないよね…浮気じゃ…ないない。
大丈夫っ!!
あたしは自分に、言い聞かせた。
「おい。麻咲?」
「あっ!ごめんっ!!風瀬くんっ!!」
急に立ち止まったあたしに、声をかけてくれた風瀬くん。
頼まれたものは、最後まできちんとやり遂げなくちゃね!!
「はいモップ」
「ん?掃除??」
風瀬くんに、モップを渡された。
「そ。ここを間開けずにふけ」
見渡すと…片面のバスケットコート全て。
「こっ…こんなに…?」
「あぁ…今、マネがインフルで1週間これねぇ〜んだよ。3人」
3人?!3人もインフルエンザ?!
すっすごい…
しかも…そうとう季節外れ…