【完】甘辛ダーリン絶好調♪
「他にマネージャーは…?」
恐る恐るそう聞くあたしに、風瀬くんは…
「いねぇ」
きっぱりとそう言った。
い…いないのぉおおおっ?!
なんで?!バスケ部って、人気ありそうなのにっ!!
「マネの仕事がクソ多いから、皆疲れてやめてった」
……納得。
「そ…そうなんだ…」
トホホー…あたし、こんなに広いとこ1人でやるの?
「大丈夫。俺もやってやるから」
「えっ?ほんとにぃっ?!」
風瀬くんの“手伝ってやる"発言に、キラキラした目で見つめた。
「あぁ…つか、そんな期待された目で見られても困るんだけど…」
「あっ…あはっ!ごめんごめんっ」
風瀬くん……いい人っ!!