【完】甘辛ダーリン絶好調♪
「俺らってやっぱ、一緒に暮らすべきだろ」
ニヤリといやらしーい笑みを浮かべる颯。
「そっ…そうかなー?梓衣もいるし、お母さんいなくても大丈夫じゃないかなーいや、大丈夫だよー」
明らかに棒読みしてしまったあたしに、颯の言葉攻めが続く。
「李衣は、俺と一緒に暮らすの…嫌なのか?」
…きゅん
やばいっ!!颯が可愛い!!セコいよー(泣)
「いっ嫌なわけでもなくもないような気がするようでもないような…」
「どっちだよ」
「うぅ〜…一緒に…いたい…かな?」
「……」
あたしは恥ずかしさに俯いてしまったので、颯の反応を待った。
アレ?
どうしたのかな?
返事が無いから、あたしは上を向いた。