【完】甘辛ダーリン絶好調♪
★颯★
俺は、李衣を迎えに行った。
どこへ行っても騒がれる(泣)
教室を見つけ、
「李衣?迎えにきたよ?」
李衣を呼んだ。
間抜けな顔をする李衣に、はやくこいと目で合図。
すると、さっさとやってきた。
そして、廊下を歩いていると、
「ねぇ…あなたなにもの?」
いきなり聞きたいことを尋ねる李衣。
…確かに、俺のこと知らないんじゃぁ、しょうがねぇな。
「ん?別に?普通の高校2年生」
だか、コイツらに俺のプライベートをさらすわけには…
今、廊下の両サイドには女達の列がある。
キャーキャーキャーキャーうるせぇ〜
「誰あの子」
「図々しい」
「離れろっつの」
悪口かよ。小せぇ奴ら。
俺達は、校門を出た。
「おい李衣。おせぇぞ」
俺がそういうと、完璧無視する李衣。