【完】甘辛ダーリン絶好調♪
ムカ…
「李衣っ!!」
「なぁにぃ?颯さまぁ?」
なっ!!コイツ…俺の神経逆なでしやがって…
「てめぇ…俺をからかうとは、身の程知らずが」
俺がそういうと、
「はい?あなたこそ、あたしを彼女にするなんて、馬鹿じゃないですか?」
すぐ言い返す。
「ぁあ?やんのか?」
こう言っても、
「めんどいんで、やりません」
さらりと受け流す。
コイツ…俺の今まで付き合った女と、全然違う。
別の生き物か??
素直にそれを伝えると、また“疾風"…
俺は聞きたくなくて、李衣の口を手で塞いだ。
叫ぶ李衣。
スッと手を離した。