先生
私の横に寝っころがった先生は、
「それにしても、溺れる時はせめて暴れろよ。分からないだろ」
ってクスクス笑ってるの。
先生曰わく、
『あまりにもきれいに沈んで行ったから、泳げるようになったのかと思った』
だって。
「体が動かなかったの!!」
怖くて体が固まっちゃったんだから、仕方ないでしょ。
ふてくされる私に、
「面白かったから良いけど」
なんて……
もうっ!!!
こっちは死ぬかと思ったんだからね!!
先生はゴロンと起きあがると、
「飲み物買いに行ってくるわ」
って行っちゃったの。
後ろ姿も恰好良いな。
先生が歩いていると、周りの女の子が先生を見るんだ。
どこに居てもモテるんだ。
私が先生に見とれて居ると
「ねぇ、1人?」
って知らないお兄さんが2人、私の横にいた。
ホスト風ないでたちの2人は、どっちがどっちだか分からないくらい同じ様な風貌をしていた。
私は周りをキョロキョロしていると
「お姉さんの事だよ。面白いね~」
私?!
キョトンとしながら、私は人差し指で自分を指した。
この人達知らないし……
あっ、もしかしてどこかで会ったのかな?
「それにしても、溺れる時はせめて暴れろよ。分からないだろ」
ってクスクス笑ってるの。
先生曰わく、
『あまりにもきれいに沈んで行ったから、泳げるようになったのかと思った』
だって。
「体が動かなかったの!!」
怖くて体が固まっちゃったんだから、仕方ないでしょ。
ふてくされる私に、
「面白かったから良いけど」
なんて……
もうっ!!!
こっちは死ぬかと思ったんだからね!!
先生はゴロンと起きあがると、
「飲み物買いに行ってくるわ」
って行っちゃったの。
後ろ姿も恰好良いな。
先生が歩いていると、周りの女の子が先生を見るんだ。
どこに居てもモテるんだ。
私が先生に見とれて居ると
「ねぇ、1人?」
って知らないお兄さんが2人、私の横にいた。
ホスト風ないでたちの2人は、どっちがどっちだか分からないくらい同じ様な風貌をしていた。
私は周りをキョロキョロしていると
「お姉さんの事だよ。面白いね~」
私?!
キョトンとしながら、私は人差し指で自分を指した。
この人達知らないし……
あっ、もしかしてどこかで会ったのかな?