先生
「かっ…考えて無いです!!」


先生は笑いながら、肘を付いて私を眺めているんだ。

絶対からかわれてるよね。


「考えとくよ」


真咲先生は笑いながら教科書を開いた。


えっ、いきなり授業モード?!


先生は何を考えているのか良く分からないや。

私はとりあえず教科書を開くと、先生は1から丁寧に教えてくれた。

でもさ、なんか先生の事ばっかり見ちゃって集中出来ないの。

確かに格好いい部類だけどさ、おっさんじゃんね。

っていくつか知らないけど……


そんな私に気づいた先生は


「新庄、集中してないだろ」


ってバレてるよね。
呆れ顔の先生に

「ねー先生いくつ?」

って聞いてみた。


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