先生
「これで、純那って呼べるな♪」


って、先生そんな事思っていたの?!


そういえば、今日名前で呼ばれた記憶がないかも。


びっくりだよ。。。


でも、嬉しいな。



先生は、私の頭を撫でながら


「これからは、普通の恋人同士がしているみたいな事は、あまりしてやれないかもしれない。

辛い思いや悲しい思いをさせてしまうかもしれないぞ。

それでも、俺で良いのか?」


先生の口調は優しかったけど、ものすごく強い覚悟が有ったよ。


「私、先生と居れるだけで幸せなんだよ」


先生は、分かっていないよ。



どれ位、先生の事が好きなのか……



そういった私に


「何が有っても、純那は俺が守るからな」


って。

見上げた先生の顔があまりにもステキで、惚れ直してしまう。


「…何か有った時?」


きっと、先生は色んな事を考えているんだと思う。



「まぁ、何か有ったら俺がもらっちゃうけどね」



それって…



何かサラッと言ってるけど、スゴイ事言ってない?!



先生、嬉しすぎて倒れちゃいそうです!!


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