先生

「じゃあ、俺ん家で何か作るか」


しばらく、意味が分からなかった。


「学校に戻るの?」


先生の胸の中でそう聞いた私に、大爆笑しながら


「んな訳無いだろうが!!」



って事は……



本当の先生の家?!



バッと先生から離れた私は、真っ赤になりながら目を真ん丸く見開いていた。


「あれ、イヤ?」


って意地悪そうな顔で聞いてくるの。

フルフルと首を横に振りながら


「…大丈夫です……」


そんな私に、


「アレッ?もしかして変な想像してない??」





!!!!!!!!!!!





「…し…っしてまひぇん!!!!」



動揺丸出しですが。

恥ずかしすぎです。

そして、先生笑いすぎです!!



「純那のエッチィ~~」



なっ!!!



「先生のバカッ!!」



そう言いながら、先生をバシバシ叩いた。


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