先生

夜中に、なぜだかトイレに起きてしまった。

いつもは朝までぐっすりなのに、何だか珍しいなぁ~~なんて考えていた。

でも、その理由はすぐに解明。


あっ、緊張して寝る前にトイレに行かなかったのか……


ボーっとする頭のまま、重い体を起こした。

その時、ベッドの脇に置いた携帯がチカチカ光って居るのが見えた。


こんな時間に?
誰だろう?


まだ開ききらない目のまま、携帯電話を掴むとパカッと開いた。


メールか…


今日はすぐに寝ちゃったから、きっと気付かなかったみたい。

メールを開くと


『まっ…真咲先生?!』


一気に目が醒めた私は、急いで目の内容を確認した。


ってか、下に居るよね??

半ばまだ混乱気味の頭。


そのメール内容を見た瞬間、私は自然と顔が緩みニヤけていた。

< 287 / 444 >

この作品をシェア

pagetop