先生
入院
いつも通り学校に行き感じない心を隠しつつ、つまらない授業を受けていた。
明日は終業式。
そう、2年生が終わる日だ。
黒板の方を見ると、土屋先生が少しニヤニヤしながら授業をしていた。
ニヤけた顔は元からなのか?!
相変わらず、キモイな。
吐き気を覚える土屋先生から顔を逸らし、すぐ右隣の窓の外を見た。
空には、黒い雲がびっしりと覆いつくしていた。
今朝までは、晴れていたのにな。
黒い雲と共に、私の心はより一層沈んでいった。
私は視線を前に戻した。
さすがに長時間よそ見をしていたら、指されてイヤミを言われるからだ。
やっぱり、面倒な先生だな。
そう思った時、バタバタと廊下を走る音が聞こえた。
サボリ組の生徒?
なんて思ったけど、わざわざ授業中に廊下を走り抜けるなんてチャレンジャーな事をする人は居ないわよね。
その足音は、確実にこちらに向かっていた。
―――ガラガラガラ――バンッ
足音が止まったと同時に、教室のドアが開きそこには担任の先生が立っていた。
みはっちゃんこと佐田先生は、土屋先生に一言謝り、私に向かって大声で話しかけてきたんだ。
明日は終業式。
そう、2年生が終わる日だ。
黒板の方を見ると、土屋先生が少しニヤニヤしながら授業をしていた。
ニヤけた顔は元からなのか?!
相変わらず、キモイな。
吐き気を覚える土屋先生から顔を逸らし、すぐ右隣の窓の外を見た。
空には、黒い雲がびっしりと覆いつくしていた。
今朝までは、晴れていたのにな。
黒い雲と共に、私の心はより一層沈んでいった。
私は視線を前に戻した。
さすがに長時間よそ見をしていたら、指されてイヤミを言われるからだ。
やっぱり、面倒な先生だな。
そう思った時、バタバタと廊下を走る音が聞こえた。
サボリ組の生徒?
なんて思ったけど、わざわざ授業中に廊下を走り抜けるなんてチャレンジャーな事をする人は居ないわよね。
その足音は、確実にこちらに向かっていた。
―――ガラガラガラ――バンッ
足音が止まったと同時に、教室のドアが開きそこには担任の先生が立っていた。
みはっちゃんこと佐田先生は、土屋先生に一言謝り、私に向かって大声で話しかけてきたんだ。