先生
マジ最悪。
私は急いで下駄箱に走った。
もちろん、2人は私の事を待っていてくれたんだ。
やっぱ大好きっ!!!
「柚子、篠~~」
「遅いよ純那!!ってどうしたの?」
泣きそうな私の顔を見るなり、心配してくれる2人。
私は、さっきの出来事を話した。
……2人とも大爆笑。
「純那っぽいわ。ご愁傷様。じゃうちら帰るね」
って…篠!!!
ひどいや。
「じゃ、又明日ね」
って柚子まで?!
本当に帰って行ったし。
私は2人の後姿を見ながら溜め息を吐くと、渋々職員室に向かった。