初恋 〜I think you〜
私達は優也くんの家に向かおうとした………。
けど安心したのも束の間…。
「あっ………」
「?何見て…」
優也くんの視線の先にはトラックがあった。
─事故─
そんな言葉が頭を過った。
「あ………」
トラック…車…事故…。
「優也くっ…」
「痛い…頭がっ…割れそうっ……またっ…映像が……うっ……!!!!うわあああああぁ!!!!」
「優也く…優也くん!?」
バタンッ!!
優也くんはバランスを崩して突然倒れた。
スローモーションのようにゆっくり…ゆっくり…。
「病院に電話するから!!!!優季は優也くんを見てて!!」
「…う…ん………」
優也くん…。