初恋 〜I think you〜








久しぶりのデートなのに優季怒らせちまった…。







「優ー季!怒んなって」

「知らないもん!」

「何に怒ってんだよ?」







優季は突然ピタッと止まって振り向いた。







「ちょっと来て!」







優季は俺の腕を引っ張り、近くの公園へと連れ出した。






優季はコッチを向かずに腰に両手を当てて言った。







「…恥ずかしかったんだもん」

「え?」







恥ずかしかった…?






「な…にそれ…」






思わず腹を抱えて笑ってしまう。







「なんで笑うのぉ!?」

「だって…おかしいだろ…」

「ひっどい!!」







優季は再び怒りだしてしまった。






< 137 / 166 >

この作品をシェア

pagetop