初恋 〜I think you〜









まぁそうですけど…。







「だから…俺は有沙が一番」

「…うん」







顔が熱くなっているのが自分でもよくわかった。







「俺、片想いだと思ってた」

「え?なんで?」

「優也とよく喋るし…楽しそうにするから…」

「それは…優季のために情報を…私だって片想いだと思ってたもん…」

「…え?」

「挨拶は優季が先だし……2人は元々仲良かったし…」

「そんな器用じゃねぇから…」

「でも私は…いつも海斗を見てたよ?いつも海斗の事考えて…」

「…両想い…だよな?」

「…ん」







< 164 / 166 >

この作品をシェア

pagetop