Lonely Princess ☆1人ぼっちのお姫様☆

そして、
あたしのこと、
もっと知ってもらいたい…。

凛は、近くのベンチに座った。

「夜宵も座れよ」

「うん」

あたしも、ベンチに座った。

――凛の隣に。

「何、悩んでたの?」

凛が聞く。

「え、と…」

「うん」

言って、いいのかな?

「実はね、凛はあたしのこと、好きじゃない、って思って…」
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