―虎桜伝 K O O U D E N―


――――
―――――…


チュンチュンッ…

チュンッ…




「……ん…」




小鳥のさえずりと、心地よい日の光が、微睡む私の意識を呼び戻した。


「…あ…れ?」


目を覚ました私はそのまま固まってしまって。


だって…


ここは、


―――どこ?






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