色葉
オレの魂の叫びの結果この話題は終了


わざわざ敵対してることを意識するような話題しなくていいだろ


「そーいえば、陣くん部活は決めたの?」


忘れてた


「あぁ~部活かぁ。めんどくさいから入らないってのも手かなって。」


「それダメだよ」「無理ね」「運動系の部活ならなんでもいいから入りなさい」


秀に古川つばさ、長の声がかぶる


「何でだ?」


「1組はスポーツ特待生のクラスだから入らないと退学もあるのよ」


「実際はクラス落ちが多いみたい」


「へぇ~。そーなんだ」


「そんなに急がなくてもいいんだけどね。今出しても1週間後までは入部できない決まりらしいし」


「ほう」


「ただ1ヶ月間どこの部活にも入らない場合は罰則があるみたいです

まぁ貴方がどうなろうと私には関係ありませんからいいですが」


「決めてないならテニス部なんてどうでしょう?テニス部なら私も入れそうですし」


「テニスねぇ」


「ちゃんと考えて入りなさいよ?1組が退部するのに生徒会長の許可だ必要なんだから」


「え!?なんでだそれ?」


「なんでかしらねぇ?そこまで知らないわ」


「校則で決まってるのよ。理由は確か、信念を途中で曲げる奴は男じゃねぇ。だったかしら?」


「お前また校則全部暗記したのか?」


「基本じゃない?ルールを守りつつ利益を確保するにはそれくらいしなきゃ」


「私も同意です。ルールを知らなければ行動できませんから」


なんでだろう。


ルールを守ると明言した二人なのに違う意味にしか聞こえない


二人とも目を合わせてにっこり笑った


怖い


なんか黒いのが似てるんだよなこの二人

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