色葉
「顔を赤くさせたり、青くさせたたりした結果そんな話題かよ」


「いいだろ別に。ちなみにどっちだと思う?」


「男」「女性」


『はぁ?』


「どこ見れば女に見えるんだよ?」


「杉崎くんこそ何を見て男性だと?かなり無理があるよ」


「女が人前であんな感じに寝るはずねぇだろ!!!見てみろ。熟睡だぞ!?」


確かに一理あるよなぁ~。オレも最初はそれで判断したし


「はぁ」


これだからこの男はって顔の秀


「おれが見ている限り動作の所作は女性っぽいよ。それにあのくらいならまだ許容範囲だと思うけど。夢見過ぎじゃない?」


冷めたような秀の表情


うんうん。女兄弟いると色々壊れるよなぁ~。オレは"妹は例外"だと信じてる


雑誌は片付けない。靴下放りっぱ。下着姿で彷徨くなどなど


妹は絶対例外


一方清は女兄弟はいないらしい


秀の言葉に大憤慨してる。これは新たな判断材料を提出するつもりだな


「あの大海原で女とは認めない!!!」




って清!!その発言は危険だって。今近くにはあの人がいるんだぞ





「ち、違うぞ沙織。清はあくまでたんに゛ぃ」


殺気を感じ避けようとしたところ清に阻まれた。清、お前もか


「何が言いたいの?あんまり調子に乗ってると一回しめるわよ?」


「これで終わりじゃないの!?ってか清。お前何で逃げるの阻んでるんだよ!!!」


「失礼だからだ。兄貴、どう見ても大海原ってより砂浜だ」







・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・さようなら清



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