色葉
耳元で例の言葉を小声で呟き大慌てて離れる。捕まったら何されることか
しばらくうめき声みたいな声をあげたと思ったらいきなり止まり
「心配して近づいてきてくれてもいいんじゃない?」
なんて文句を言われたが無視
というか、そんな事の為のうめき声だったのかよ。
「冷たいわね。女の子には優しくって言ったでしょ?」グッと伸びをして気持ちよさそうに目を細めている
「オレはもう絶対油断しないって決めたんです。優しくして痛い目みるのはバカみたいですから」
「わかってないなぁ。それをわかりつつもやれてこそ立派な人になれるのよ?」
「そんな立派な人にはなりたくありません。それより、罰って何です?」
「せっかちね。もう少しおしゃべり『早く帰りたいんです!!』」
その言葉にスウーっと不機嫌そうに目を細める
「さて、石動くんはなんでそんなに緊張してるのかしら?」
こんな話に付き合いたくはなかったが、こんなあからさまに付き合わないから私は不機嫌ですって態度取られると
「昨日自分が何したか覚えてないんですか?」
はぁなんで付き合ってるんだろ?
でも、向こうは先ほどとは打て変わって満足そうに笑ってる
「ふふふ。私石動くんのそういうとこ大好きよ。で・も・安心しなさい?今日は罰でしょ?ご褒美あげる気はないわ」
『あれはオレにとっては罰です』って言葉は賢明にも飲み込めた
言ってたら『なら罰を与えてあげる』とか言いそうで怖い
「何考えてるか当ててあげましょうか?」
この言葉が予想外に近くから聞こえ、驚いて現実に立ち返る
油断したぁぁぁ!!!
げんなりと考えてる隙に近寄られていた。
慌てて下がろうとするがそれより前に首に両手を回されてしまった
「捕まえた。」数研に入ってから一番嬉しそうな声が下から聞こえた
しばらくうめき声みたいな声をあげたと思ったらいきなり止まり
「心配して近づいてきてくれてもいいんじゃない?」
なんて文句を言われたが無視
というか、そんな事の為のうめき声だったのかよ。
「冷たいわね。女の子には優しくって言ったでしょ?」グッと伸びをして気持ちよさそうに目を細めている
「オレはもう絶対油断しないって決めたんです。優しくして痛い目みるのはバカみたいですから」
「わかってないなぁ。それをわかりつつもやれてこそ立派な人になれるのよ?」
「そんな立派な人にはなりたくありません。それより、罰って何です?」
「せっかちね。もう少しおしゃべり『早く帰りたいんです!!』」
その言葉にスウーっと不機嫌そうに目を細める
「さて、石動くんはなんでそんなに緊張してるのかしら?」
こんな話に付き合いたくはなかったが、こんなあからさまに付き合わないから私は不機嫌ですって態度取られると
「昨日自分が何したか覚えてないんですか?」
はぁなんで付き合ってるんだろ?
でも、向こうは先ほどとは打て変わって満足そうに笑ってる
「ふふふ。私石動くんのそういうとこ大好きよ。で・も・安心しなさい?今日は罰でしょ?ご褒美あげる気はないわ」
『あれはオレにとっては罰です』って言葉は賢明にも飲み込めた
言ってたら『なら罰を与えてあげる』とか言いそうで怖い
「何考えてるか当ててあげましょうか?」
この言葉が予想外に近くから聞こえ、驚いて現実に立ち返る
油断したぁぁぁ!!!
げんなりと考えてる隙に近寄られていた。
慌てて下がろうとするがそれより前に首に両手を回されてしまった
「捕まえた。」数研に入ってから一番嬉しそうな声が下から聞こえた