色葉
「やっぱ兄貴はつばさちゃんラブなんだな」



「は?」


「あんなのラブがなきゃできねぇよ。おれもなぁつばさちゃんが水着姿だったらいけたのに


いやぁ兄貴はレベルが違う


あ!?もしかして制服フェチか!?


そうか兄貴はそっちかぁ。確かにうちの制服はレベル高いよな


マニアには高値で売れるっていうし


まぁ買う気持ちもわかるよな


ブレザータイプで少し残念だが


落ち着いた色のチェックのスカートはポイントが高い


しかし、なんと言ってもうちの制服最大の特徴


左胸にある学科ごとに異なる花の刺繍


あれがワンポイントになってたまらなく・・・・・・清による制服談義・・・・・・・・・・・」




シリアスだと思っていた空気はブチ壊れた



オレは助けを求めるように秀を見る


秀は同情するという雰囲気でアドバイスをくれた



「このエロザルと真面目に話しちゃいけないよ。バカを見るのがオチだから」




さっきの秀の軽蔑の目の意味がわかった



「まぁ結論とすれば、オレと秀はつばさちゃん以外を狙おうぜ


あぁ~~~~~そうそう


10組にさぁつばさちゃん級に可愛いっていう子がいるんだって


つばさちゃんってスタイリッシュでスタイルいい感じだけど、そっちの子はコケティッシュな感じのナイスバディなんだって


今からさ見にいゴゥ」


秀とオレはそれぞれ遠慮せず


思いっきり目の前のバカを吹っ飛ばした



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