色葉
じょていまいり
「拳骨と罰則点2点加点は酷過ぎないか?」
国語の授業終了と同時に言った言葉だ
「妥当じゃない?授業一切聞かずに何してるのよ」
「あそこまで鈍いといっそ罪だよ。5分くらい目の前にいたのに気付かないなんて。あそこまでいくと福島先生の方が気の毒」
自分のことを棚に上げてよくそんなことが言えるもんだなこいつ等
罪状は同じはずなのに
こういうとこオレは要領悪くていけない
「兄貴~最高だったぜ。爆笑王だな」
「そんな称号嬉しくも何ともねぇんだよ。」
「あらそうなの?最後の掛け合いなんて傑作物だったじゃない」
うわぁ、わざとらしいな
「なんだかんだで陣くんってお笑い担当だよね。なんたってスポーツ科の」
『下男』
3人の声が見事にハモった
「って、何それ!?
なんで姫、女帝ときて下男!?」
「あの古川さんの彼氏っていったら召使いってイメージだからじゃない?」
「いつの時代もイケメンじゃない男の価値なんてこんなもんだよ兄貴」
「特殊科の悪童よりはいいんじゃない?」
「あぁ~どこから突っ込めばいいんだ。とりあえずオレは下男より悪童のがいい」
『センス悪ぅ~』
「うるさい」
「それより携帯買いなさいよ。クラスの連絡は全部携帯なんだから」
「なんで無いこと知ってるんだ?」
「だって普通最初にメルアド聞くのに聞かなかったからさ。石岡さんには多分ないってさっき言っておいた」
「兄貴高校生で携帯なしはないわ。どうやって女口説くんだよ!?」
「あなたは気品を身につけなきゃ一生無理よ」
「携帯は無理。携帯代分仕送りが減るんだよ」
「その分食費を減らせばいいじゃない」
「長それ他人事だから言える台詞だよな!?もうちょっと親身になってくれよ。きついんだよ」
「わかったわよ。譲歩して新入生歓迎会終わったら用意しなさい。これはクラス長としての命令です
逆らったら雑用一切押し受けるわよ」
「職権乱用だぁ~」
国語の授業終了と同時に言った言葉だ
「妥当じゃない?授業一切聞かずに何してるのよ」
「あそこまで鈍いといっそ罪だよ。5分くらい目の前にいたのに気付かないなんて。あそこまでいくと福島先生の方が気の毒」
自分のことを棚に上げてよくそんなことが言えるもんだなこいつ等
罪状は同じはずなのに
こういうとこオレは要領悪くていけない
「兄貴~最高だったぜ。爆笑王だな」
「そんな称号嬉しくも何ともねぇんだよ。」
「あらそうなの?最後の掛け合いなんて傑作物だったじゃない」
うわぁ、わざとらしいな
「なんだかんだで陣くんってお笑い担当だよね。なんたってスポーツ科の」
『下男』
3人の声が見事にハモった
「って、何それ!?
なんで姫、女帝ときて下男!?」
「あの古川さんの彼氏っていったら召使いってイメージだからじゃない?」
「いつの時代もイケメンじゃない男の価値なんてこんなもんだよ兄貴」
「特殊科の悪童よりはいいんじゃない?」
「あぁ~どこから突っ込めばいいんだ。とりあえずオレは下男より悪童のがいい」
『センス悪ぅ~』
「うるさい」
「それより携帯買いなさいよ。クラスの連絡は全部携帯なんだから」
「なんで無いこと知ってるんだ?」
「だって普通最初にメルアド聞くのに聞かなかったからさ。石岡さんには多分ないってさっき言っておいた」
「兄貴高校生で携帯なしはないわ。どうやって女口説くんだよ!?」
「あなたは気品を身につけなきゃ一生無理よ」
「携帯は無理。携帯代分仕送りが減るんだよ」
「その分食費を減らせばいいじゃない」
「長それ他人事だから言える台詞だよな!?もうちょっと親身になってくれよ。きついんだよ」
「わかったわよ。譲歩して新入生歓迎会終わったら用意しなさい。これはクラス長としての命令です
逆らったら雑用一切押し受けるわよ」
「職権乱用だぁ~」